金持ち父さんの六つの教え
「金持ち父さん貧乏父さん」を読んで、お金に対する価値観がかわりました。
ロバート・キヨサキの「金持ち父さん貧乏父さん」
お金に対する考え方を、初心者でも分かりやすいように丁寧に教えてくれます。そして、お金に対する価値観を変えてくれるような作品です。
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私にはふたりの父が居る。金持ちの父さんと貧乏な父さんだ。一方の父さんは高い教育を受け知的な人だった。一方の、もうひとりの父はハイスクールすら卒業していない。二人の父さんの考え方は異なっていた。
一方の父がよく「金への執着心は悪の根源だ」と言っていたのに対して、も一方の父は「金がないことこそが悪の根源だ」と言った。
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・・・スタンフォードなどの一流大学を三つも卒業した人と、高校も卒業していない人の差がお金に対する価値観や行動で、将来、大きな差として現れているのが面白いです。
しかし、この著書はストーリー作品ではありません。お金とはどういうものなのか?どうやって豊かになるのか?の問の答えを教えてくれます。
「恐怖と欲望が大きくなるのは無知が原因だ。」
金持ち父さんの言葉は直接的です。お金に対する恐怖を抱くのは、お金に対して無知だからであって、お金に関して勉強をしないといけない。学校ではお金に関する事は教えてはくれない。
「仕事をして稼ぐということは長期的な問題に対する短期的な解決策でしかない」
将来にわたってお金で苦労する人が多い。お金に対して、無知であるから恐怖に感じる。カードの支払いなどの目の前の恐怖によって仕事に駆り立てられる。
ほかにも色々な名言がありますが、それ以上に、実例を挙げてお金に関する勉強をする必要性について説いてます。
こんな実例がありました。
①マーケットを読む力を付け、不動産売買で成功した実例。
②高額の税金は、会社を利用して逃れる。具体的には、
・お金は会社などの資産に変えて持たないことで所得税がかからないこと。
・必要なものは自身の会社の経費で落とすことで、非課税となること。
などなど、豊かとはなんなのか?お金を持つだけで幸せになれるのか?などのロバートキヨサキの考えも学べます。
最後に金持ち父さんの6つの教えを記します。
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金持ち父さんからお金について学び始めたとき、私はまだ九歳だった。だからその「授業の内容はごく簡単なものだった。三十年後その全ての授業が終わったとき、金持ち父さんが教えてくれたことはわずか六つであることに気がついた。数は少ないが六つの大切な教え。金持ち父さんはその六つの教えをくり返し私に教えてくれたのだ。
① 金持ちはお金のためには働かない。
② お金の流れの読み方を学ぶ。
③ 自分のビジネスをもつ。
④ 会社を作って節税する。
⑤ 金持ちはお金を作り出す。
⑥ お金のためでなく、学ぶために働く。
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